No272・・・配当利回り
配当利回りとは、現在の株価や株式の取得価格に対して配当金が
どれくらい入ってくるかを利回りに換算したもので、配当利回りは、
1株当たりの年間配当金を現在の株価や取得単価の株価で割って算出し、
配当利回りは、株価の価値を判断できる重要な指標です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・事業計画書作成セミナー
・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座 ・経営計画作成通信講座
■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報
・経理利益貢献度・経理合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・四方山話・日本の不動産相場
■法人向けサービス(マーケティング、財務等の各種コンサルティング)
・社員研修セミナー(経理・財務・経営企画の社員研修) ・管理職代行サービス ・1日コンサルティング
また、配当利回りが低い企業より、配当利回りが高い企業のほうが、
当然、投資する価値が高い企業と判断することは出来ますが、
配当利回りに関してもPBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)の
ように計算した数値の結果だけを見て投資を判断することは好ましい
ことではありません。
その理由として、配当利回りは、その配当金が支払われた時に
初めて実現する利回りである為、配当金が確実に支払われる
可能性がある企業にのみ、その配当利回りの数値は
信頼することが出来ます。
その、配当利回りを実現する為に、予定している配当金を確実に
支払える可能性がある企業の主な条件としては、その企業の業績が
安定していることと、その企業の財務が健全で多額の株主資本を
持っていることなどが主なポイントです。
そのような、配当利回りが、ほぼ確実に実現される業種として、
電力・ガス、鉄道、通信などの業種があり、それらの業種に
共通していえることは、それらの企業が事業を営む地域や業界で、
ほぼ独占的に事業を展開している為、業績が安定していることが
共通しており、結果として予定している配当金を支払える可能性が高く、
それらの業種の企業の配当利回りは信用できるものなのです。
ちなみに、電力・ガス、鉄道、通信などの業種の企業の株式は、
ディフェンシブ銘柄(ディフェンシブストック)と呼ばれています。
尚、配当利回りを高くして、個人株主という安定株主を増やすことは、
買収防衛策の方法の一つといえます。
計算式・・・配当利回り(%)=(1株当たり配当金÷株価)×100
配当利回りに関連する用語
※フィキシングメンバー
※アメリカ新通貨発行と金本位制度
※GSR(ゴールドシルバーレシオ)
※新円切換
※米国債と借金の本質
※通貨発行益(シニョリッジ)