No827・・・減配
減配とは、株主に支払う配当金の金額を前期よりも
減少させることであり、減配には、業績不調に伴う普通配当の減少、
一時的な記念配当の減少、一時的な特別配当の減少があり、
減配の反対の用語が、増配です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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企業が普通配当を減配する時は、基本的に、業績の先行きに自信を失っている
ことが多いので、減配の発表は、企業の株価には下落要因となります。
ちなみに、これまでの日本の企業では、一定の配当を継続的に行う安定配当が、
株主への利益還元策の基本でしたが、最近では、欧米企業のように、業績に応じた
配当を行う企業が増えています。
また、前期と比較して当期純利益に変化が無い場合に減配をすると、
配当性向が下落することになります。
尚、配当性向とは、企業が稼ぎ出した税引後利益の当期純利益から、
どれくらい配当金を支払っているかを示す指標で、配当性向が仮に100%であれば、
当期純利益を全て株主に配当金として還元したことになります。