No826・・・増配
増配とは、株主に支払う配当金の金額を前期よりも
増加させることであり、増配には、業績好調に伴う普通増配、
企業の設立周年などの記念増配、特別の意味をこめた特別増配があり、
増配の反対の用語が、減配です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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企業が増配する時は、基本的に、業績の先行きに自信を持っている
ことが多いので、増配の発表は、企業の株価には上昇要因となります。
ちなみに、増配には、株式分割をすることで株数が増えて、1株当りの配当金が
変化していなくても、受取配当金の金額が増える実質増配もあります。
また、増配をすると、配当性向も上昇しますので、増配は、株主への利益還元策の
基本といえます。
尚、配当性向とは、企業が稼ぎ出した税引後利益の当期純利益から、
どれくらい配当金を支払っているかを示す指標で、配当性向が仮に100%であれば、
当期純利益を全て株主に配当金として還元したことになります。