No314・・・CRB指数
CRB指数とは、19の一次産品の商品価格を指数化したもので、
CRB指数は、世界の物価上昇率であるインフレ率や景気の先行を示す
代表的な先行指標の1つであり、CRB指数の正式名称は、
ロイター・ジェフリーズCRB指数です。
このCRB指数は、もともとCommodity Research Bureau社(CRB社)が
開発したものですが、CRB社がロイターグループに買収されたことにより
ロイター・ジェフリーズCRB指数へ名称が変更されています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
また、CRB指数を構成している商品は、米国の商品取引所で取引されている、
エネルギー、非鉄金属、作物、畜産のカテゴリーから19種類のコモディティ商品が
選ばれています。
ちなみに、CRB指数に採用されているニッケルは、レアメタル(希少金属)で、
現在は、世界的にレアメタル資源争奪戦が激しさを増しています。
そして、CRB指数の各カテゴリーのウエイトは、作物・畜産が41%、エネルギーが
39%、非鉄金属が20%ですが、1つの商品で最もウエイトが高いのがWTI原油の
23%であり、原油市況の動向がCRB指数を大きく変動させることになります。
また、CRB指数は、世界の物価上昇率であるインフレ率や景気の先行きを示す、
先行指標の代表的な指標であるため、NYダウ、S&P500、ナスダック総合指数、
日経平均株価などの世界の株価指数にも大きな影響力を持っています。
尚、CRB指数を構成する19商品とそのウエイトは下記の通りです。
@WTI原油(23%)
A燃料油(5%)
B無鉛ガソリン(5%)
C天然ガス(6%)
D金(6%)
E銀(1%)
F銅(6%)
Gアルミニウム(6%)
Hニッケル(1%)
Iとうもろこし(6%)
J大豆(6%)
K小麦(1%)
L綿花(5%)
M砂糖(5%)
N豚(1%)
O牛(6%)
Pココア(5%)
Qコーヒー(5%)
Rオレンジジュース(1%)
CRB指数に関する用語
※商品先物取引法
※新円切換
※アメリカ新通貨発行と金本位制度
※GSR(ゴールドシルバーレシオ)