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デフレ(デフレーション)

デフレ(デフレーション)<経営者の為の用語集経営財務情報








No320・・・デフレ(デフレーション)


デフレ(デフレーション)とは、物価水準が下落し貨幣価値が上昇する

経済状態のことで、デフレは、供給が需要を上回る需給バランスが

崩れている現象であり、デフレが発生する主な原因としては、

需要サイド要因、供給サイド要因、金融的要因があります。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)

財務指標データ






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このデフレ(デフレーション)は、経済にとっては基本的に悪の存在で、

デフレが更なる悪循環に発展することをデフレスパイラルと呼び、

デフレスパイラルとは、不景気で需要が落ち込むことで、物価が下落して、

企業の売上高も継続的に下落傾向になって利益も減少し、企業の利益の

減少傾向が続けば、企業は人件費である賃金を減らしたり、人員削減などの

リストラをする企業が増加し、人々の賃金が減少し失業者が増加して、

人々の購買力も低下して、更なる景気悪化を招き一層不景気が深刻化し

更にデフレが進行して物価が下落する状態です。


1990年代から2000年前後まで、日本はデフレ(デフレーション)の状態で

デフレスパイラルに陥っていたと言われていますが、その原因としては、

バブル崩壊による、設備の過剰、雇用の過剰、債務の過剰の3つの過剰が

原因であると指摘される事が多く、この原因は主に供給サイドである

企業の原因であり、日本企業は3つの過剰である、設備の過剰、雇用の過剰、

債務の過剰を解消する為にバブル崩壊後の大半の期間を費やしてきました。


このデフレ(デフレーション)は、時間の経過と共に物の価値が減少し、

現金の価値が上昇する為に、現金を保有していることが、企業や個人にとって

最も資産を増加させる方法であり、インフレの時期のように資産のポートフォリオ

株式や不動産などを組み入れていると、基本的に資産が目減りする可能性が高くなり、

現金以外の資産を保有することは、資産を目減りさせることになってしまうため、

企業は設備投資などの投資を抑制し、個人も消費や投資を抑制することで、

それが更なる景気後退を招きデフレを深刻化させます。


また、デフレ(デフレーション)の状態の時に、自国通貨の為替相場が上昇する

通貨高になれば、輸入品の物価が下落して国内の物価水準が更に下落する

ことになり、日本の場合であれば、為替相場が円安傾向の場合は、デフレの心配は

ありませんが、為替相場の円高傾向が継続すると、更なるデフレの懸念が増加します。


ちなみに、デフレ(デフレーション)の反対の現象がインフレ(インフレーション)で、

インフレとは、物価水準が上昇し貨幣価値が下落する経済状態のことです。



デフレ(デフレーション)に関する用語

新円切換スタグフレーション

アメリカ新通貨発行と金本位制度

GSR(ゴールドシルバーレシオ)

キチンサイクル在庫投資

ジュグラーサイクル設備投資

クズネッツサイクル建物

コンドラチェフサイクル

株式債券資金調達有価証券

実質金利名目金利