No298・・・ヘッジファンド
ヘッジファンドとは、主に富裕層の顧客などから資金を預り、
株式・債券・為替・商品・不動産などの市場だけでなく、
デリバティブ取引も駆使してあらゆる金融商品を投資対象とする
ファンドで、ヘッジファンドは、大半が公募投信ではなく私募投信であり、
ヘッジファンドは、絶対的な収益追求型のファンドなのです。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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このヘッジファンドは、絶対的な収益追求型のファンドなのですが、
絶対的な収益追求とは、どんな環境下でもプラスの運用実績を目指すこと
であり、一般的な投資信託は、ベンチマークの株価指数(日本ではTOPIXや
日経平均株価が該当する)を上回る運用成績を目標としているので、
たとえば、投資信託がベンチマークとする株価指数が仮にマイナス25%だとしたら、
投資信託がマイナス20%の運用成績を残すことが出来たら、この投資信託は
ベンチマークをアウトパフォームしたことになります。
そして、ヘッジファンドが私募投信の形態の場合、一般の投資信託とは
異なり、投資対象や投資手法などが規制されることはなく、
ディスクロージャー(情報開示)も義務付けられていません。
また、ヘッジファンドの大半は私募投信ですが、アメリカでは、
99人以下が私募投信に該当し、日本では、49人以下が私募投信に該当します。
尚、金融商品取引法で適格機関投資家と認定されている者向けの、
ヘッジファンドである私募投信の場合は人数制限はありません。
ちなみに、過去のヘッジファンドの歴史の中では、LTCM(ロングターム
キャピタルマネジメント) という運用資産が1000億ドルを超える
巨大なヘッジファンドが存在していましたが、このヘッジファンドは、
ドリームチームと呼ばれるような、ノーベル賞受賞者を含む、金融工学の
天才達が運用をしていましたが、アジア通貨危機やロシアの財政危機に直面し
その投資手法が裏目に出てLTCMは破綻しました。