No304・・・S&P500
S&P500とは、米国の格付け会社であるスタンダード&プアーズ社(S&P)が
算出し発表している株価指数であり、S&P500は、ニューヨーク証券取引所、
アメリカン証券取引所、ナスダックに上場している各業種を代表する500銘柄で
構成されており、S&P500は、機関投資家の運用実績を評価するときの基準となる
ベンチマークとして利用されています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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このS&P500は、NYダウやナスダック総合指数と共に世界の株式市場に強い
影響力がある株価指数であり、S&P500は、時価総額で加重平均して算出する
株価指数である時価総額加重平均株価指数であり、S&P500を算出する際の
各採用銘柄のウエイトは各企業の時価総額に比例しています。
また、S&P500は、特定企業や特定業種の株価の動きによる影響を受けにくい
株価指数であるため、米国の株式市場や米国経済全体の状況を反映した
株価指数といえます。
そして、S&P500の株価指数先物もCMEで取引されており、S&P500種株価指数先物は、
世界の先物取引の中でもトップクラスの流動性があり、多くの機関投資家や
ファンドマネージャーが運用で利用しています。
ちなみに、S&P500を算出している、スタンダード&プアーズ社は、
ムーディーズ社とともに米国を代表する世界的な信用格付機関であり、
その影響力は金融市場には絶大なものがあり、スタンダード&プアーズ社などの
格付け機関が、企業の格付けを見直すと、その企業の株価変動に大きな影響を
与えることがしばしばあります。