No1382・・・実質金利
実質金利とは、インフレ率やデフレ率などの物価上昇率を加味した実質的な金利のことで、
実質金利は、一般的にプラスの状態が正常であり、実質金利がマイナスの状態は物価上昇率が
名目金利を上回っていることを示しているので、その様な時に資産を現金や預金として持っていると、
資産価値が減少してしまいます。
この実質金利は、為替にも影響を与える項目であり、日本が、他の国よりも、実質金利が高ければ、
円高の要因となりますし、逆に、日本が、他の国よりも、実質金利が低ければ、円高の要因となります。
ちなみに、 他国の実質金利を計算する場合は、各国の政策金利から経済協力開発機構(OECD)が公表している
消費者物価上昇率(エネルギー、食料を含む)を差し引くことで計算することができます。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
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また、実質金利の推移を自分で確認したければ、各期間毎の政策金利から消費者物価上昇率を差し引くことで
計算できますので、政策金利は日本銀行のホームページを確認し、消費者物価上昇率は総務省のホームページを
確認することで、実質金利の推移の計算に必要なデータを収集できます。
そして、実質金利に対する名目金利とは、インフレの率やデフレの率などの物価上昇率を考慮しない
表面上の見せかけの金利のことなので、表面上の金利である名目金利がいくら高くても、
実質金利ではマイナスという場合はあります。
尚、実質金利の計算式は下記の通りです。
実質金利の計算式
実質金利=名目金利−物価上昇率
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■残高スライド元金定額リボルビング方式
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実質金利に関連する用語
※クレジットカード
※カードローン
※住宅ローン、住宅金融支援機構
※金融
※金利スワップ取引、金利