本文へスキップ

Ogata Investment 株式会社は、マーケティング・営業・財務のコンサルティング、社員研修、マンツーマンセミナーを専門とする会社です。

黒字倒産

黒字倒産<経営者の為の用語集経営財務情報








No218・・・黒字倒産


黒字倒産とは、損益計算書上で利益が出ているのに倒産してしまうことで、

黒字倒産は、現金の流入より現金の流出が多くなり、現金が手元に無くなった

資金ショートを起こした状態の時に発生し、黒字倒産を防ぐために

資金繰り表を作成し、資金繰りの状態を常にチェックすることは欠かせません。


また、黒字倒産は、突然起こるものではなく、必ず黒字倒産が起こる前兆や予兆は

あらゆるところで発生しています。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)

財務指標データ






■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内

※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時~23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)

経営管理セミナー  ・予算作成セミナー  ・営業マーケティング研修(マンツーマンセミナー)

予算作成通信講座  ・経営管理通信講座  ・経営計画作成通信講座 

■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報

経理利益貢献度経理合理化の後に残るものいる社員といらない社員四方山話日本の不動産相場

■法人向けサービス(マーケティング、財務等の各種コンサルティング)

社員研修セミナー(経理・財務・営業の社員研修) ・管理職代行サービス ・1日コンサルティング 





この黒字倒産が起こる原因やメカニズムとしては、売上代金の回収と

仕入代金の支払とのずれである、運転資金の増加による資金繰り圧迫が多く、

その他の黒字倒産の事例としては、積極的な設備投資による借入金返済に

売上高と利益が追いつかないケースや、金融市場に信用不安が発生し、

銀行などの金融機関が貸し渋りをするケースなどがあります。


このような、黒字倒産の前兆や兆し、シグナルを早期に把握することは、

企業経営や財務分析をする際は、とても重要なことなのです。


また、取引先企業に信用不安がでているようなケースでは、例えその取引先が

巨額な利益を計上していても、銀行の融資が途絶えれば黒字倒産の可能性は

どんな企業にもありえますので、取引先企業の信用情報は、定期的に情報収集する

仕組を作り上げる必要があります。


そして、黒字倒産を防ぐ為には、運転資金に影響を与える、

棚卸資産の回転期間、売上債権回収サイト仕入債務支払サイトの計画値と

実績値を常にチェックすることが必要になります。


ちなみに、運転資金は、運転資本経常運転資金所要運転資金必要運転資金

必要運転資本とも呼ばれています。


尚、財務分析にて、黒字倒産の可能性等を分析することは、安全性分析の範疇ですが、

安全性分析には、静態的分析と動態的分析と呼ばれる分析手法があり、

静態的分析と呼ばれる、流動比率当座比率などの財務比率分析資金運用表分析は、

企業の黒字倒産の可能性を把握するには限界がありますが、動態的分析と呼ばれる

資金移動表は、企業の黒字倒産の可能性を的確に把握することが出来ます。


ちなみに、黒字倒産をした企業が振出した手形が不渡手形です。



黒字倒産に関連する用語

ファクタリング

流動資産担保融資保証制度売掛金完成工事未収入金

商品製品仕掛品半製品原材料日本銀行

管理会計

格付け







バナースペース