No373・・・支払利息
支払利息とは、銀行などの金融機関から融資を受けている時や
社債などを発行した際に発生する利息の支払のことで、支払利息は、
当期に発生した利息の計算期間の経過に基づき費用に計上する
ことが原則で、支払利息は、課税仕入には該当せず、
仕入税額控除の対象にはなりません。
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このような借入金などに対する利息を支払う際に処理する際は、
支払利息か支払利息割引料という勘定科目を活用することが一般的で、
利息の支払以外でこのような勘定科目で処理される主な内容としては、
手持ちの手形を銀行などの金融機関で割り引いた際に引かれる手形の
割引料なとがあります。
ちなみに、手形の割引とは、資金繰りなどを考慮して、手持ちの
満期前の手形を金融機関などの第三者へ裏書譲渡し、満期日までの
利息と手形割引の際の手数料を支払って手形を売却し資金調達する
ことです。
また、手形を割引いて売却しても、その売却した手形の振出人が
手形期日に支払ができなくなると、手形を割引いた企業に手形の
買戻請求がくる場合があり、このような支払の義務が発生する
可能性があるものを偶発債務といいます。
また、支払利息は、決算の際は当期に対応する金額が費用として
計上されていなければ、当期に対応する支払利息を費用として
計上することになりますが、利払日前の支払利息を費用計上する
際は未払費用で処理し、利払日を過ぎた支払利息を費用計上する
際は未払金を用いることになります。
※支払利息の仕訳例は下記の通りです。
例・・・当座預金から、借入金利息が1000引き落とされていた。
(借方) | (貸方) | ||
支払利息 | 1000 | 当座預金 | 1000 |
支払利息に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー
※予算
※金融、金利