No686・・・長期経営計画
長期経営計画とは、長期的な企業のあるべき姿と現状とのギャップを埋めるための
経営計画であり、長期経営計画の作成ポイントは、経営環境を分析し、会社の方向性を
決定することであり、長期経営計画は、定性計画と定量計画で構成されています。
この長期経営計画の作成手順としては、最初に、経営環境を分析することで、
自社の長所である強みや短所である弱みを分析し、次に、外部環境のチャンス・
脅威・変化の予測をして会社の方向性や経営方針を決定し、最後に、会社の方向性や
経営方針を経営目標と経営計画に落とし込みます。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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ちなみに、長期経営計画における長期の期間としては、
一般的に、5年〜10年の期間と設定している場合が多いようです。
尚、長期経営計画の立て方の手順を整理すると下記の通りです。
長期経営計画の作り方の手順概要
@社内外の経営環境を分析する
A外部環境のチャンス・脅威・変化を予測する
B会社の方向性や経営方針を決定する
C経営目標を策定する
D経営計画を策定する
また、長期経営計画を作成している企業でも、将来の見通しや、
基本的な経営方針の作成のみで終わっている企業が多くありますが、
経営計画は、定性目標と定量目標を設定し、それらの目標を、
定性計画と定量計画に落とし込んでこそ意味のある経営計画といえますので、
長期経営計画を策定する際も、定性目標と定量目標及び
定性計画と定量計画が必要なのです。
尚、中期経営計画や単年度経営計画は、長期経営計画に沿って、
作成することになります。