No261・・・経営戦略
経営戦略とは、経営計画達成の為の、大局的な方法や手段のことで、
経営戦略は、一般的に定期的に見直すよりは、経営ビジョンや
経営方針に変更があった場合に見直され、経営戦略は、現状と将来の
あるべき姿とのギャップを埋める為の方法や手段でもあるのです。
また、経営戦略のポイントとして、外部環境と内部環境の課題に対して
大局的な方法や手段を駆使してどうやって解決するのかを示すことが必要です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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そして、経営戦略では、経営資源の活用やリスクマネジメント、
コアコンピタンス等についての方法や手段を策定しますが、
特に経営戦略では、自社のコアコンピタンスをどのように
活用するのかが、他社との差別化にもなり、企業の永続的な
成長の為には必要不可欠です。
ちなみに、経営戦略の重要な要素であるコアコンピタンスとは、
顧客に特に利益があり他社が真似できない独自の強みのことで、
コアコンピタンスは、成功を生み出す能力であり、競争優位の源泉ともなり、
コアコンピタンスは、ブランド、営業力、技術力、開発力、ネットワーク、
生産方法等様々なものが、コアコンピタンスになりえます。
尚、経営戦略が策定され、個々の要素に対して具体的にどのように
動くべきかを定めた方法や手段が戦術になりますが、経営戦略を策定する上で
注意すべきことは、どんなに素晴らしい経営戦略を策定しても、その経営戦略を
実行に移すことが出来る経営資源がなければ、絵に描いた餅に過ぎませんので、
経営戦略策定の際は、自社の現在の経営資源も考慮し作成することが、
経営戦略と業績を著しく乖離させないことに繋がります。
※中長期経営計画を作成する際に、最初に決定する、下記のような定量目標、設備投資計画、
財務バランス改善計画を、論理的整合性を持たせ、各事業年度のBS・PL・CFに落とし込む
作成スキルを身につけたい方には、中期経営計画作成講座は、特にお勧めです。
項目 | 現在 | 3年後のあるべき姿 | 目標区分 | |||
@売上高 | 1,000 | 1,600 | PL | |||
A売上総利益率 | 30.0% | 50.0% | PL | |||
B売上高営業利益率 | 5.0% | 15.0% | PL | |||
C売上高当期純利益率 | 1.8% | 8.4% | PL | |||
D総資産利益率 | 1.8% | 12.0% | PLとBS | |||
E流動比率 | 90.0% | 130.0% | BS | |||
F固定長期適合率 | 192.0% | 83.4% | BS | |||
G自己資本比率 | 24.8% | 45.7% | BS | |||
H営業CF比率 | 3.5% | 13.5% | PLとCF | |||
I回転期間乖離(日数) | 77 | 45 | CF |