No672・・・定性目標
定性目標とは、あるべき姿を文章により作成する目標のことで、定性目標を、
どのように達成していくかを示した計画が定性計画であり、企業においての
単年度経営計画や中期経営計画の経営目標は、定性目標と定量目標で
示すことになります。
この定性目標は、数値化が難しい質の部分についての目標であり、
定性目標の具体的内容としては、ブランド力、コアコンピタンス力、マーケット、
イメージ、信用、知名度、組織体制、社員についてなどがあります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、定性目標の作り方としては、各分野において、どのような状態に
なっていたいかをイメージして、その状態を文章として表現しますが、
例えば、「今後は、経済環境の激変が予想される為、経済環境の変化に
対応できる組織を構築する」、というような、こうありたいと思う状態が
目標となります。
そして、定性目標を作成した後は、定性計画を作成することになりますが、
定性計画の作成ポイントとしては、どのような状態になれば、定性目標を
達成したといえるかを明確にすることであり、定性計画の内容は、
可能な限り具体的に表現する必要があります。
尚、会社予算は、闇雲に作成するのではなく、まず経営方針を定め、
次に定性目標と定量目標を設定して、最後に、定性計画と定量計画を
作成することになります。
ちなみに、目標と計画を混同しているケースがよくありますが、目標と計画の違いは、
目標は、こうありたいと思う願望や希望のことで、計画は、その願望や希望である
目標を達成する為の方法・手順などを示したものです。