No187・・・未払金
未払金とは、企業の通常の営業活動の取引により確定した
未払いの債務のことで、1年基準に基づき1年以内に支払期限が
到来するものは、流動負債に未払金として表示し、1年を超えて
支払期限が到来するものは、固定負債に未払金として表示します。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・営業マーケティング研修(マンツーマンセミナー)
・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座 ・経営計画作成通信講座
■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報
・経理利益貢献度・経理合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・四方山話・日本の不動産相場
■法人向けサービス(マーケティング、財務等の各種コンサルティング)
・社員研修セミナー(経理・財務・営業の社員研修) ・管理職代行サービス ・1日コンサルティング
この未払金は、企業の販売費及び一般管理費に関わる取引だけでなく、
固定資産等の購入や法人税等の未払金も含め処理する負債の勘定科目です。
また、未払金は、金額や内容に重要性がある場合は、設備未払金や
未払法人税等、未払事業税等、未払消費税などと名称を付して表示し、
未払法人税等とは、企業が決算をすることで、算定された利益に対して
発生する金額の未払部分の法人税・住民税・事業税のことです。
次に、未払法人税等は、当期に負担すべき税額から、既に納付済みの
予定納税額等を差引いたものであり、未払法人税等は企業の国や地方に
対する債務であり、未払消費税とは、企業が決算をすることで確定した
納付すべき消費税のことです。
この未払消費税は、当期に支払うべき税額から、既に納付済みの予定納税額等を
差引いたものであり、未払消費税は企業の国や地方に対する債務になります。
そして、未払金の支払サイトは資金繰りに大きく影響する項目でもあり、
多額な設備未払金などが発生する際は、キャッシュフローに注意して
支払条件を決定する必要があります。
尚、未払金は請求書や契約書により確定した確定債務なのです。
※未払金の仕訳例は下記の通りです。
例・・・本社用ビルを100,000,000円(内土地代金58,000,000円)で購入し、
購入代金の支払は3ヶ月後の場合。
(借方) | (貸方) | ||
建物 | 40,000,000 | 未払金 | 100,000,000 |
土地 | 58,000,000 | ||
仮払消費税等 | 2,000,000 |
未払金に関連する用語
※経過勘定、前受収益、未払費用、未収収益、前払費用