No463・・・投資不動産
投資不動産とは、本業の営業活動とは関係なくキャピタルゲインや
インカムゲインを得る投資目的で保有する不動産を処理する資産の
勘定科目で、投資不動産は、減損処理の対象資産であり、投資不動産は、
バランスシート上では、固定資産の部の投資その他の資産に
分類されています。
この投資不動産に該当するものは、中古マンションやアパートの一室を
所有する区分所有、ビル、マンション、工場、倉庫などの建物の一棟所有、
機械式駐車場とその敷地の所有、更地の所有などがあります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時~23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
また、投資不動産の会計処理は、国際会計基準(IFRS)では、取得原価か
公正価値である時価のいずれかを選択し評価することになっており、
公正価値とは、不動産市場で取引されている市場価格などが考えられ、
投資不動産から得られる収益や費用は、営業外収益や営業外費用に
計上します。
そして、投資不動産の価値を決定する要因としては、土地の地盤の
地質や建物の構造・機能・デザインと立地や利便性で、それらの要因が
優れている不動産が、高いキャッシュフローの創出能力があり、
大きなキャピタルゲインを得ることができます。
また、投資不動産も他の土地や建物などの固定資産と同様に、
賦課期日である毎年1月1日の時点で所有している投資不動産に
対して固定資産税が課税されます。
ちなみに、投資不動産などの不動産を購入する際の目安としては、
1坪当たりの金額を参考にすることが一般的で、
1坪は、約3.3平方メートルです。