No808・・・国際会計基準(IFRS)
国際会計基準(IFRS)とは、国際会計基準審議会(IASB)によって設定され、
世界の大半の国で採用されている、世界標準の会計のルールのことで、
国際会計基準(IFRS)を導入することにより、ステークホルダーによる
国際企業間の比較が容易になります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この国際会計基準(IFRS)が導入されることによる重要なポイントに、
財務諸表での包括利益の表示があり、包括利益とは、企業が営業活動にて
獲得した最終的な儲けである純利益の外に、資産から負債を差引いた差額である
純資産の増減金額を加えたものであり、包括利益は、貸借対照表を重視した
概念といえます。
そして、国際会計基準(IFRS)における財務諸表は、財政状態計算書、包括利益計算書、
株主持分変動計算書、キャッシュフロー計算書にて構成されています。
尚、企業経営においては、包括利益を含む、国際会計基準(IFRS)の形式的なルールよりも、
財務管理がより重要であることはいうまでもありません。
※国際会計基準(IFRS)に関する項目
・国際会計基準(IFRS)における固定資産の管理においては、資産除去債務などの業務が
新たに増えることになります。
※偶発債務、債務