No718・・・会計
会計とは、企業においての経済活動を、貨幣を単位として、記録し、
計算して、管理報告することであり、会計を、目的を基準に分類すると、
企業外部に報告するための財務会計(制度会計)と企業内部の意思決定等で
利用する管理会計に分類できます。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この会計という言葉が含まれた用語は、様々なものがありますが、
代表的なものとしては、財務会計、管理会計、税務会計、税効果会計、
減損会計、退職給付会計、時価会計、ヘッジ会計、環境会計、公会計、
一般会計、特別会計などがあります。
また、会計を目的を基準に分類した場合は、財務会計と管理会計に大別できますが、
財務会計は、その制約を受ける法律の違いにより、会社法会計、金融商品取引法会計、
税務会計の3つに分類することができ、それぞれの内容は下記の通りです。
会社法会計・金融商品取引法会計・税務会計の内容
①会社法会計とは、債権者保護に重点がおかれた会社法の規定に従った
会計のことで、会社法の法定開示書類は、計算書類と呼ばれています。
②金融商品取引法会計とは、投資家保護に重点がおかれた金融商品取引法の規定に
従った会計のことで、金融商品取引法の法定開示書類には、有価証券報告書や
四半期報告書などがあります。
③税務会計とは、税務当局に、法人税等の申告・納税をする為に、各事業年度の
課税所得や法人税額等を計算する為の会計のことです。
尚、企業会計において、重要視されているのは、企業内部の意思決定等で
利用されている管理会計ですが、管理会計は、企業の会計データを、
企業独自の視点で加工・分析するものなので、財務会計のように、
各種の法律に従う必要はなく、会社独自に自由に構築することが
出来る会計です。