No637・・・財務会計
財務会計とは、企業の財政状態および経営成績を、企業外部の利害関係者である、
株主、債権者、取引先、国・地方公共団体などへ報告するすることを目的とする
会計のことであり、財務会計は、企業外部の利害関係者が利用するので、
様々な法律やルールが定められており、財務会計は、法律や規則などに
準拠した会計なので、制度会計とも呼ばれています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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ちなみに、制度会計は、どの種類の法律の規制を受けるかにより、会社法会計、
金融商品取引法会計、税務会計に分類されています。
この財務会計の目的は、企業外部の利害関係者に、会社の財政状態および
経営成績を報告することなので、企業が経営計画を作成する際に利用する
管理会計とは、目的が全く異なります。
会計業務の中で、どの会計が会社の利益に貢献できるのかが 分からない方は下記の頁をご覧ください。 経理・財務・経営企画業務の利益貢献度 |
また、財務会計は、法律や規則等の為だけに作成されるものなので、財務会計は、
企業の利益に、直接的に貢献するものではありません。
そして、財務会計と異なり、企業の利益に、直接的に貢献する会計が、
管理会計であり、管理会計とは、経営判断をする為に、企業の会計データを
企業独自の視点で加工・分析する会計で、管理会計は、単年度経営計画や
中期経営計画の予算を作成する際に利用される会計です。
尚、財務会計は、極論すると、その目的でも明らかなように、企業の本来の目的である
利益の追求には、何も貢献をしない会計なので、経理・財務・経営企画に所属する社員は、
企業の利益に貢献する管理会計のスキルを磨くべきです。
■財務会計に関する項目
・管理会計と財務会計は目的が異なり、財務会計の目的は、企業の財政状態および経営成績を、
企業外部の利害関係者である、株主、債権者、取引先、国・地方公共団体などへ報告するすることで、
管理会計の目的は、企業の本来の目的である利益の追求に活用することなので、財務会計のスキルを
磨いても会社内での評価や転職をする際の市場価値が高まることはありません。
・財務会計のソフトとしては、「わくわく財務会計」、「らんらん財務会計」、「標準財務会計」、
「弥生会計」、「会計王」、「PCA会計」、「財務大将」、「勘定奉行」等がありますが、
企業の中には、財務会計ソフトを導入せずに、エクセルで財務会計に対応している企業もあります。
・財務会計の資格には、簿記、税理士、公認会計士等がありますが、財務会計に関する業務は
企業でもアウトソーシングが進んでいるので、企業では、財務会計に関する仕事自体が減少
しています。