No395・・・マネーサプライ
マネーサプライとは、世の中(国内)に出回っている通貨である
お金の流通している量のことであり、マネーサプライは、
マネタリーベースの供給量が増加すると増えることになり、
マネーサプライの範囲は、現金通貨、預金通貨、準通貨、
郵便局・農協・信用・労金などの預貯金、CD(譲渡性預金)までが
範囲となっています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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このマネーサプライの基となるものがマネタリーベースの供給量であり、
マネタリーベースとは、世の中に出回っている日本銀行が供給している
通貨のことであり、マネタリーベースは、ベースマネーと呼ばれたり、
信用創造を創出できる力があることからハイパワードマネーと呼ばれる
こともあります。
また、マネーサプライの区分としては下記のようになります。
@M1・・・日本銀行券・硬貨・銀行・信金などへの流動性預金
AM2・・・M1と銀行・信金などへの定期性預金
BM3・・・M1とM2に郵便局や農協の貯金を加えたもの
CCD・・・譲渡性預金
ちなみに、1万円札・5千円札・千円札の紙幣は日本銀行が発行している
ので日本銀行券と呼ばれており、500円硬貨、100円硬貨などの硬貨は
日本政府が発行しており、日本では日本銀行券のみが法定通貨で、
法定通貨は1回の使用量に法的制限が無く、補助貨幣である硬貨は
1回の使用につき20枚までしか法的に使用が認められていません。
そして、商品やサービスの対価の支払の際に、相手であるお店などが
日本銀行券や硬貨の受け取りを拒否することが法的にできないため、
このことを強制通用力と呼んでいます。
また、法定通貨は一般的には中央銀行のみが発行権を保有していますが、
スコットランドポンドの発行権と香港ドルの発行権は民間の商業銀行も
保有しており、スコットランドポンドの発行権は、スコットランド銀行(Bank of Scotland)、
ロイヤルバンクオブスコットランド(RBS)、クレデェデールバンクの3行が通貨発行権を
保有し、香港ドルの発行権は、香港上海銀行、スタンダードチャータード銀行、
中国銀行の3行が通貨発行権を保有しています。
マネーサプライに関連する用語
※金融、金利
※新円切換
※アメリカ新通貨発行と金本位制度
※GSR(ゴールドシルバーレシオ)