No47・・・資本金
資本金とは、株式会社が自己資本を資金調達する為に、
株式を発行し投資家から集めた資金のことで、簿記において資本金は、
会社が株式を発行し投資家から払い込みを受けた金額のうち、
資本金として繰り入れた金額を処理する資本の勘定科目であり、
資本金は、バランスシートにおける純資産の構成要素です。
また、資本金を減少(減資)させるときは、株主総会の特別決議が
必要となります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
そして、資本金が大きいからといって、安心して取引を出来る
会社とは限りませんので、資本金の金額だけで与信の判断を下すことは
出来ません。
尚、株主資本の部は資本金、資本剰余金、利益剰余金の3種類に分類されます。
また、資本金は会社法の改正により、最低資本金規制特例制度は
廃止されたため、資本金1円からの出資で会社設立が可能となっています。
そして、会社法による大企業の基準は、資本金が5億円以上の企業で、
法人税法による大企業の基準は、資本金が1億円以上の企業になり、
税制面でも大企業と中小企業では大きな違いがありますが、
税務上で大企業と中小企業のどちらが有利なのかは一概にはいえません。
尚、一般的に企業規模は資本金だけでは判断できないため、
業種別に、資本金、売上高、従業員数等で判断して企業規模を
判断することになります。
ちなみに、中小企業庁では、業種分類毎に中小企業者と小規模企業者の定義が
明確にされていますので、中小企業庁の定義で中小企業者と小規模企業者に
該当しない企業が、大企業とみなすことも出来ます。
資本金に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー
※みなし配当