No1404・・・出資
出資とは、資金や財産等を融通提供することで、一般的には、企業や組合などが事業をするために
必要とする資金を拠出すことを意味しており、株式会社に出資した場合は、出資した証明である株式が
交付されます。
株式会社の場合は、会社に出資した人が株主と呼ばれ、株主が出資した資金が資本金となります。
また、株主が出資したお金と会社が稼ぎ蓄積したお金の合計を自己資本や純資産と一般的に呼んでいます。
そして、株式会社の資本金を増やす方法は、資金を出資するだけではなく、現物出資という方法があり、
現物出資できるものとしては、自動車、土地・建物などの不動産、債券や株券などの有価証券などがあり、
現物出資の金額が500万円迄なら、会社の取締役が調査をして証明することで現物出資をすることが
可能となります。
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また、会社法が施行される以前は、株式会社の資本金は原則として1000万円以上必要でしたが、
現在は資本金が1円でも会社を設立できるようになりました。
ちなみに、一般的に、出資に関わる馴染みのある言葉としては出資法があり、
出資法とは、出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律を
略した名称のことであり、出資法の上限金利は29.2%から改正されて
平成22年6月18日より出資法の上限金利は20%に引き下げられています。
この出資法の上限金利は平成22年より29.2%から20%に引き下げられていますが、
平成22年に出資法の上限金利が引き下げられる前は、利息制限法の上限金利と
出資法の上限金利の間の金利帯であるグレーゾーン金利が社会問題となりました。