No1007・・・出資法
出資法とは、出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律を
略した名称のことであり、出資法の上限金利は29.2%から改正されて
平成22年6月18日より出資法の上限金利は20%に引き下げられています。
この出資法の上限金利は平成22年より29.2%から20%に引き下げられていますが、
平成22年に出資法の上限金利が引き下げられる前は、利息制限法の上限金利と
出資法の上限金利の間の金利帯であるグレーゾーン金利が社会問題となりました。
そして、グレーゾーン金利の範囲内でお金を借りた人が金利返済の際に、
任意に支払ったと認められない場合は、過払金返還請求ができるという裁判所の判断が出されことにより、
大手の消費者金融会社が次々に倒産する原因となりました。
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また、出資法では、元本保証して投資や出資を募ることが禁止されていますが、以前にもまして、悪徳商法や
架空の投資話を餌にしたマルチ商法などの投資詐欺事件により出資したお金が戻ってこないトラブルが
多発しており、出資法違反で摘発されている法人・団体・個人も後を絶たず、これらの投資詐欺事件では
金融の知識のない高齢者などの個人が被害者となるケースがほとんどです。
尚、出資法に違反した場合は、5年以下の懲役か1000万円以下の罰金
(法人の場合は3000万円以下の罰金)となります。
ちなみに、利息制限法とは、お金の貸し借りの行為によって発生する利息の限度を規定した
法律のことであり、利息制限法では、借入金額によって、上限金利が定められています。
出資法に関連する用語
■任意売却、中古マンション、不動産、不動産仲介会社
■任意整理、自己破産、特定調停、個人再生、個人版民事再生、債務整理
■抵当権、債権者、債務者、貸金業法、多重債務、金利、借入金
■出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律
■利息制限法、グレーゾーン金利
■クレジットカード、カードローン、住宅ローン
■ブラックリスト、事故情報、信用情報
■元利均等返済方式
■元金均等返済方式
■アドオン方式
■元金自由返済方式
■残高スライド元利定率リボルビング方式
■残高スライド元金定額リボルビング方式
■残高スライド元利定額リボルビング方式
※預り金
※金利
※弁護士、司法書士