No1006・・・利息制限法
利息制限法とは、お金の貸し借りの行為によって発生する利息の限度を規定した
法律のことであり、利息制限法では、借入金額によって、上限金利が定められており、
平成22年6月18日から出資法の上限金利が利息制限法の制限金利まで引き下げられています。
この利息制限法は、遅延損害金に関しても利息と同様に制限を設けていますが、
利息制限法による遅延損害金は、制限利率の1.46倍までとなっています。
また、利息制限法の利率は、借入金額によって上限利率が定めれており、
借入元本が10万円未満の場合の上限利率は年率20% 、
借入元本が10万円以上100万円未満の場合の上限利率は年率18%、
借入元本が100万円以上の場合の上限利率は年率15%となっています。
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尚、利息制限法に基づいた引き直し計算は、任意整理や過払金返還請求をする時に行われますが、
利息制限法に基づいた引き直し計算とは、過去の取引を利息制限法の上限金利で計算し直した
場合の現在の借金の残額はいくらになるのかという計算です。
ちなみに、利息制限法の上限金利と出資法の上限金利の間の金利帯である、
グレーゾーン金利が社会的に問題になっていましたが、グレーゾーン金利は、
2010年6月18日の改正貸金業法の完全施行により撤廃されました。
利息制限法に関連する用語
■任意売却、中古マンション、不動産、不動産仲介会社
■任意整理、自己破産、特定調停、個人再生、個人版民事再生、債務整理
■抵当権、債権者、債務者、貸金業法、多重債務、金利、借入金
■出資法(出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律)
■グレーゾーン金利
■クレジットカード、カードローン、住宅ローン
■ブラックリスト、事故情報、信用情報
■元利均等返済方式
■元金均等返済方式
■アドオン方式
■元金自由返済方式
■残高スライド元利定率リボルビング方式
■残高スライド元金定額リボルビング方式
■残高スライド元利定額リボルビング方式
※弁護士、司法書士