No49・・・資本剰余金
資本剰余金とは、資本取引から発生した剰余金で、資本剰余金は
資本準備金とその他資本剰余金に区分され、資本剰余金は、貸借対照表の
自己資本を構成する一項目で資本準備金とその他資本剰余金の合計額であり、
資本剰余金は、バランスシートにおける純資産の構成要素です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、資本剰余金の中の、資本準備金とは株式払込金額のうち
資本金としなかった金額等です。
そして、資本剰余金の中の、その他資本剰余金とは、資本金減少差益(減資差益)、
資本準備金減少差益、自己株式処分差益等です。
当然、資本剰余金が増加することは好ましいことであるため、
増資をする際は、多額の資金調達が出来るように、中期経営計画と外部環境も
考慮して作成した資本政策に拘らず、その時の自社の株価が非常に高い評価を
得ている時に実行することが重要で、自社の株価が高い時に増資を実行できれば、
結果として自社の財務基盤を安定させる資本剰余金の増加にもつながり、
希薄化も最小限で押さえることが出来るため、既存の株主のデメリットも
緩和できます。
そして、もう1つの資本剰余金を増加させる自己株式の処分に関しても、
基本は自社の株価が非常に高い評価を得ている時に実行することが、
自社の財務基盤を安定させる事にもつながるため、自社の株価の動向と
自社の現在の企業価値を常に把握しておくことは、非常に重要です。
資本剰余金に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー