No979・・・キャピタルロス
キャピタルロスとは、保有する資産の価格が下がって損をした場合のことで、
キャピタルロスが発生する可能性がある資産には、外貨預金、不動産、株式、債券などがあり、
キャピタルロスの反意語が、キャピタルゲインといいます。
このキャピタルロスの税金は、年間のキャピタルゲイン合計金額から
年間のキャピタルロス合計金額を差し引いて、キャピタルロスの合計金額が上回っていれば、
キャピタルロスの税金が発生することはありません。
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そして、不動産の譲渡所得は申告分離課税なので、保有する土地や建物などの不動産を売却した時に
発生したキャピタルロスの金額は、他の所得である事業所得や給与所得などと損益通算を
することができません。
ちなみに、居住用の不動産を売却してキャピタルロスがあり所有期間が長期に該当し
且つ一定の要件を満たす場合は、譲渡をした年に他の所得と損益通算をすることができたり、
損益通算をしても、控除しきれない金額がある場合は、譲渡の年の翌年以後3年間にわたって
繰越控除をすることができます。
尚、インカムゲインとは、資産を保有することによってその資産が生み出す収益のことで、
インカムゲインには、受取利息、受取配当金、賃料収入などの収益分配金があり、
不動産への投資の場合は、家賃収入がインカムゲインです。