本文へスキップ

Ogata Investment 株式会社は、マーケティング・営業・財務のコンサルティング、社員研修、マンツーマンセミナーを専門とする会社です。

前受金

前受金<経営者の為の用語集経営財務情報








No206・・・前受金


前受金とは、企業の通常の営業活動の取引により、商品や製品等の販売前に、

代金の一部又は全部を手付金や内金として受け取ったことで、

前受金は負債としての性質があり、前受金は、貸借対照表上では、

流動負債の部に表示されます。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)

財務指標データ






■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内

※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)

経営管理セミナー  ・予算作成セミナー  ・事業計画書作成セミナー

予算作成通信講座  ・経営管理通信講座  ・経営計画作成通信講座 

■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報

経理利益貢献度経理合理化の後に残るものいる社員といらない社員四方山話日本の不動産相場

■法人向けサービス(マーケティング、財務等の各種コンサルティング)

社員研修セミナー(経理・財務・経営企画の社員研修) ・管理職代行サービス ・1日コンサルティング 






また、前受金は、商品や製品等の提供をして売上高が計上される時に、

売上代金に充当します。


商習慣上においても、商品や製品等の販売前に、現金の授受を行なった方が、

それらの販売を確実に出来る可能性が高くなるため、前受金を活用する

ことになります。


また、前受金は、実務において仮受金と混同されることが稀にありますが、

仮受金とは、金銭を受け取った際に、その内容やその金額が未確定の場合に

一時的に用いられる負債勘定科目であり、仮受金は、負債としての性質を持ち、

仮受金は、貸借対照表上では、流動負債の部に表示される科目です。


尚、建設業で用いられる未成工事受入金は、前受金と同じ性質のもので、

建設業では、工事開始前の手付金や工事中間期での中間金を受け取った時に、

前受金で処理するのではなく、未成工事受入金で会計処理することになります。


ちなみに、前受金としてお金を受取る際に、手付金や内金等の用語が

出て来ますが、内金とは売買代金や報酬の一部前払いであり、

内金を支払えば契約の履行に着手したとみなされ、法的根拠が無ければ、

内金を授受した後は、契約解除は出来ませんが、手付金は、特に法的根拠が

なくても、契約解除をすることができますので、前受金等の金銭の授受の際は、

授受をする金銭の性格をはっきりとさせ書面に明記すべきです。


※前受金の仕訳例は下記の通りです。


例・・・商品の販売代金の手付金として現金1000を受け取った場合。

(借方) (貸方)
現金 1000 前受金 1000




前受金に関連する用語

経過勘定前受収益未払費用未収収益前払費用