No600・・・労働生産性
労働生産性とは、企業が生み出した付加価値を従業員数で割った
財務指標のことで、労働生産性は、計算結果が多きければ多きいほど、
労働生産性が高いことを示しており、労働生産性は、財務分析における
生産性指標の1つです。
この労働生産性を向上させるには、設備などの有形固定資産を導入して、
人手がかからないようにする必要がありますが、設備を導入しても、
その設備を使いこなすことが出来なければ、付加価値が増えることもなく、
労働生産性の向上には繋がりません。
※全産業労働生産性データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の労働生産性データ)
・全産業労働生産性
・製造業労働生産性
・非製造業労働生産性
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また、労働生産性は、一般的に、設備集約型の製造業の方が労働集約型の
サービス業より高い傾向があります。
そして、労働生産性を計算する際に活用する付加価値とは、企業が事業活動において、
ヒト・モノ・カネの経営資源を活用して生みだした価値のことで、付加価値の計算方式は、
控除方式と加算方式があり、付加価値に占める、人件費の割合が、労働分配率という
財務指標です。
尚、労働装備率が大きいほど、一般的に、企業の労働生産性は高くなると
言われており、労働装備率とは、建物や機械装置などの有形固定資産が、
従業員1人当たりどれくらい利用されているかを示す財務指標であり、
労働装備率が大きければ大きいほど、企業の労働生産性も比例して高くなります。
ちなみに、労働生産性を計算する際の従業員数は、期首と期末の平均従業員数を
活用することが一般的です。
計算式・・・労働生産性 = 付加価値 ÷ 従業員数
労働生産性に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー