効率性分析とは、経営分析における財務分析の分析手法の一つで、
効率性分析をする目的は、貸借対照表(BS)・損益計算書(PL)の
財務諸表データを利用して、どれくらい資本を有効活用しているかを
評価測定することで、効率性分析は、企業がどれだけ資本を有効活用して
事業活動をしているかを客観的に示す分析手法なのです。
そして、財務分析の分析手法には、効率性分析以外では、収益性分析、
安全性分析、成長性分析、生産性分析の分析方法があります。
また、効率性分析で利用する資本は貸借対照表(BS)の項目で、
自己資本と他人資本があり、その資本を活用した結果が損益計算書(PL)の
項目の売上高や利益になり、効率性分析はBSとPL項目のデータを利用する
事により効率性指標の算出をします。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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そして、効率性分析をする際に利用する各種効率性指標は、自社の
時系列データの推移を比較する為に利用したり、同業他社や同業種の
平均値と比較をしたりする為に活用します。
尚、主な効率性指標は下記の通りです。
@総資産回転期間
A固定資産回転期間
B棚卸資産回転期間
C売上債権回転期間
D仕入債務回転期間
E総資産回転率(総資本回転率)
F売上債権回転率
G棚卸資産回転率
H仕入債務回転率
I総資産利益率(ROA)
J株主資本利益率(ROE)
K交差比率
ちなみに、効率性分析では、回転率と回転期間を算出しますが、
回転率と回転期間の計算式は正反対の計算式になり、例えば、
総資産回転期間は、回転期間=総資産÷売上高になり、総資産回転率は、
回転率=売上高÷総資産になります。
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー、予算、金融、金利