経営分析とは、経営資源であるヒト・モノ・カネを投入した結果を分析する
ことで、経営分析には、定量分析と定性分析があり、経営分析は、
経営活動による結果の数値を的確に把握し、その数値にある背景を考え、
数値だけで判断できないところまで企業経営を考えることなのです。
また、経営分析の1つである定量分析は、財務分析と呼ばれており、
財務分析は財務諸表を基に、企業を様々な角度から分析することで、
会社の収益力や財政状態を把握することができ、財務分析において、
時系列比較したり、同業他社との比較、あるいは業界標準との比較で、
企業の強みや弱み、改善すべき課題などが顕在化します。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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そして、財務分析では、一つの指標のみで企業を判断するのではなく、
財務分析の5のアプローチ手法で総合的に判断する必要があります。
その、財務分析の5のアプローチ手法には、収益性分析、安全性分析、
効率性分析、生産性分析、成長性分析があり、それらは経営分析には
欠かせない客観的な数値データです。
尚、財務分析では、企業の数値に表れない競争力や潜在的なリスクを
把握することはできませんので、経営分析ではその部分をカバーする為に
定性分析を活用することになります。
次に、経営分析のもう1つは定性分析で、定性分析は企業の外部環境と
内部環境を分析することであり、外部環境とは、世界・日本経済の状況、
企業が属する業界の状況等の環境分析をすることで、内部環境とは、
経営者、従業員、経営戦略、事業領域、自社の強みと弱み、ブランド力、
営業力、販売力等の環境分析をすることです。
また、定性分析とは、数値化できないことを分析することで、経営分析において
最も重要なところは定性分析の部分であり、定性分析をすることで、数値に
表れない企業の真の競争力の源泉を把握したり、潜在的なリスクを
把握することが出来ます。
尚、定性分析は、定量分析のカバー出来ない部分を把握する分析手法なので、
経営分析をする際は、この2つの角度から分析することが必要不可欠なのです。
ちなみに、経営分析に限らず、現状が良いかどうかを判断するためには、
何かと比較しないと現状が良いのか悪いのかを判断することは出来ないので、
分析する際は、比較対象が必ず必要になります。
※商圏
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー、予算、金融、金利