No597・・・付加価値
付加価値とは、企業が事業活動において、ヒト・モノ・カネの経営資源を
活用して生みだした価値のことで、付加価値の計算方式は、控除方式と
加算方式があり、付加価値に占める、人件費の割合が、労働分配率という
財務指標です。
この付加価値を計算する方法には、売上高から外部購入費用を控除する
計算方式である付加価値の控除方式と、費用や利益を加算していく
計算方式である付加価値の加算方式があります。
※全産業1人当たり付加価値額データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の1人当たり付加価値額データ)
・全産業1人当たり付加価値額
・製造業1人当たり付加価値額
・非製造業1人当たり付加価値額
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・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
また、付加価値を利用した財務指標には、労働生産性があり、労働生産性とは、
従業員1人当たりの付加価値を見るための財務指標です。
ちなみに、労働生産性と一緒に解説されることが多いのが労働装備率で、
労働装備率とは、建物や機械装置などの有形固定資産が、従業員1人当たり
どれくらい利用されているかを示す財務指標のことです。
尚、付加価値の主な計算方法は、次の4つの計算方式があります。
①日本銀行方式(加算方式)・・・ 付加価値=経常利益+人件費+金融費用
+租税公課+減価償却費
②経済産業省方式(加算方式)・・・付加価値=実質金融費用+当期純利益
+人件費+租税公課+減価償却費
③中小企業庁方式(控除方式)・・・付加価値=生産高-外部購入価額
④財務省方式(加算方式)・・・付加価値=役員報酬+従業員給料手当
+福利費+動産・不動産賃借料+支払利息割引料+営業利益+租税公課
付加価値に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー