No11・・・減価償却費
減価償却費とは、固定資産の使用による磨耗や、時の経過等による
価値の目減り分を費用として計上する勘定科目あり、減価償却費は、
非現金支出費用なので、キャッシャフローにはプラスに作用し、
減価償却費は、固定資産の使用可能な耐用年数に費用を配分した
会計処理なのです。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・営業マーケティング研修(マンツーマンセミナー)
・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座 ・経営計画作成通信講座
■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報
・経理利益貢献度・経理合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・四方山話・日本の不動産相場
■法人向けサービス(マーケティング、財務等の各種コンサルティング)
・社員研修セミナー(経理・財務・営業の社員研修) ・管理職代行サービス ・1日コンサルティング
また、減価償却費は、建物・建物附属設備・構築物・機械装置・
車両運搬具・工具器具備品等の固定資産の取得価額を、その使用可能な
期間に応じて費用計上する会計処理方法で、減価償却費を算出する方法には、
毎期均等額を費用化する定額法と、毎期一定率を費用化する定率法の
2つの償却方法があります。
そして、減価償却費を使用可能期間に応じて費用計上することは、
売上を獲得するために用いられた費用の対応を明確にすることでもあり、
この収益と費用の対応については、企業会計原則の費用収益対応の原則で
定められています。
また、財務会計と税務会計は、減価償却に対する考え方が異なり、
減価償却費の計算数値に違いが出てくるので、企業会計上の利益と、
税務上の課税所得は、減価償却費の違いにより異なるケースがあります。
尚、減価償却費は非現金支出費用でキャッシュフローにプラスに作用する
項目なので、損益計算書上で大きな赤字であっても、減価償却費が多額に
計上される製造業等では、キャッシュフローは黒字になっている場合もあり、
企業のキャッシュフローを見る上では減価償却費は重要な項目の1つです。
ちなみに、普通償却以外の減価償却には、特別償却、即時償却、割増償却があって、
減価償却の記帳方法には直接法とも呼ばれる直接控除法と間接法とも呼ばれる間接控除法があり、
接控除法とは、有形固定資産を減価償却する際に計算された減価償却費を、有形固定資産の帳簿価額から
減価償却費相当額を直接控除する方法のことで、間接控除法(間接法)とは、有形固定資産を減価償却する際に
計算された減価償却費を、減価償却累計額という評価勘定を用いて間接的に控除する方法です
減価償却費に関連する用語
※減価償却、減価償却資産と非減価償却資産
※キャッシュフロー計算書、財務諸表