No56・・・有形固定資産
有形固定資産とは、形状を有する長期にわたって利用出来る固定資産で、
有形固定資産は一定金額を超えるものであり、その資産自体の価値が
減少する償却資産と、利用しても資産価値が減少しない非償却資産が
有形固定資産にはあります。
また、有形固定資産は、減価償却が出来る建物、建物付属設備、構築物、
機械装置、工具器具備品、車両運搬具、船舶等の償却資産と、減価償却が
出来ない、土地、建設仮勘定等の非償却資産があります。
※全産業財務指標データ
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そして、有形固定資産のうち償却資産は、使用によって磨耗し、
時間の経過とともに劣化・陳腐化していずれ利用出来なくなります。
尚、有形固定資産の中の償却資産は、定額法か定率法により減価償却を
することにより使用可能な耐用年数の各期間に減価償却費として費用化されます。
ちなみに、有形固定資産の取得価格の決定方法は、購入金額+購入付随費用で、
購入付随費用は有形固定資産の取得価格に含めない場合があります。
また、長期で使用する有形固定資産は、財務の健全性を維持する為にも、
返済期限がない株主資本や返済期間の長い長期の固定負債で調達するのがベストです。
そして、有形固定資産を取得する際は、財務バランスに注意する必要があり、
無理な設備投資計画を実施して財務バランスを崩してしまうと、資金繰りに
支障をきたす要因になりますので、設備投資の際は固定長期適合率などの
指標を参考にして、有形固定資産の調達資金計画を作成する必要があります。
有形固定資産に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー