No125・・・小切手
小切手とは、小切手所有者が支払人である金融機関に呈示して直ちに
現金化できる支払目的の有価証券のことで、小切手は、現金と同様の
流動性を持ち、小切手を振り出すには、銀行と当座勘定取引の契約を
結び当座預金口座を開設する必要があります。
この小切手の有効呈示期間は、原則、振出日から数えて10日間と短く、
有効呈示期間の呈示とは、証票や証明書などの書類を特定の相手に
差し出して示すことを意味します。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、小切手の振出日が先日付であっても、銀行にその先日付小切手を
持参すれば、小切手法第28条2項により、銀行は即座に支払います。
そして、小切手には、2本の平行線を引いた線引小切手があり、
線引小切手は一般線引小切手と特定線引小切手の2種類があります。
また、小切手の支払銀行ではない銀行に小切手の取立て依頼をすると、
現金化に3営業日ぐらいの日数を要します。
尚、小切手は必ず一旦銀行口座へ入金される仕組みなので、
小切手を支払銀行の窓口へ持参しても、その場ですぐに現金の支払いを
受けることは出来ず、小切手の金額は、一旦自身の銀行口座へ入金されて、
その後、自身の銀行口座から現金を引き出すことで、現金化することが出来ます。
ちなみに、小切手に記載すべき事項は下記の通りです。
@小切手である旨
A金額
B支払人の名称
C支払場所(支払銀行)
D振出日とその場所
E振出人の署名
尚、近年は、クレジットカードが普及したことによる影響で、
個人の小切手の使用が年々減少しています。
小切手に関連する用語
※約束手形、為替手形、自己受為替手形、自己宛為替手形