No587・・・EBITDA倍率
EBITDA倍率とは、 EV(企業価値)がEBITDAの何倍であるかを
示す指標で、EBITDA倍率は、M&Aの際の買収費用を何年で
回収できるかを表す簡易買収倍率であり、一般的に、EBITDA倍率と
いえば、EV/EBITDA倍率のことを指して使用されている場合が
多いようです。
※全産業EBITDAデータ
(日本企業約280万社の業種別・規模別のEBITDAデータ)
・全産業EBITDA
・製造業EBITDA
・非製造業EBITDA
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このEBITDA倍率が低ければ、企業の株価は割安であると判断でき、
逆に、EBITDA倍率が高ければ、企業の株価は割高であると判断する
ことができ、基本的に、EBITDA倍率は、他国の企業と比較する際に
用いる指標です。
また、EBITDA倍率の計算の際に用いる EV(企業価値)とは、
株式の時価総額とネット有利子負債とを合計したものであり、
ネット有利子負債とは、有利子負債残高から、現預金や有価証券などの
すぐに換金化できうる資産を差し引いた金額のことです。
ちなみに、株式の時価総額は、企業の株価に発行済株式数を乗じて算出します。
また、EBITDA倍率以外の、EBITDAを利用した財務指標としては、
EBITDAマージンがあり、EBITDAマージンとは、企業が本社を置く国の、
税率、金利水準、会計基準の違いを取り除いた利益を売上高で割った
指標のことです。
ちなみに、EBITDAとは、Earnings Before Interest & Tax & Depreciation & Amortization を
略したものです。
EBITDA倍率に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー