No667・・・仕入計画
仕入計画とは、企業においては、単年度経営計画や中期経営計画にて、
仕入先の選定、適正在庫を実現する為の仕入予算と仕入債務の支払計画を
設定する計画で、仕入計画は、在庫計画とともに、作成する計画であり、
仕入計画は、運転資金計画に影響を与える項目です。
この仕入計画を作成するスタートラインは、仕入先の選定であり、仕入先の選定とは、
自社の売上計画を達成する為の、商品供給、供給の安定性や、戦略・活動の修正の
参考となるトレンド情報の提供、仕入債務回転期間などを考慮して、仕入先を
決定することです。
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また、仕入計画で決定する仕入量は、過剰在庫を防ぐだめにも、必要最小限の
仕入高に抑えるために、仕入高は、適正在庫を実現する仕入量となります。
ちなみに、仕入計画は、仕入管理のプロセスの1つです。
そして、仕入計画で決定する仕入債務支払計画は、運転資金を左右する
要素の1つなので、仕入債務支払計画は、運転資金計画の方向性に従い、
作成することになります。
また、仕入計画は、単独で作成する計画ではなく、在庫計画と並行して
作成する計画なので、在庫計画にて、適正在庫を決定しない限り、
仕入計画が先に進むことはありません。
尚、仕入計画において、仕入債務支払計画を作成するときは、取引先毎に
仕入債務の支払計画を作成することが基本となります。