No738・・・短期利益計画
短期利益計画とは、一般的に、計画する期間が1年の利益計画のことで、
短期利益計画は、財務計画作成のスタートラインであり、短期利益計画は、
売上計画、仕入計画、在庫計画などで構成される、単年度の損益予算なのです。
この短期利益計画の作成方法の基本としては、最初に、短期利益計画の大枠である、
売上高や当期純利益の目標を設定してから、詳細な、短期利益計画の構成要素である
各計画を作成することになります。
■ビジネスマンツーマンセミナー(会場はJR秋葉原駅徒歩1分)
・経営管理セミナー ・経営戦略セミナー
■ビジネス通信講座(電話で解説を聞き質問をすることが可能)
・予算作成講座 ・経営管理講座
また、短期利益計画の大枠である、売上高や当期純利益の目標を設定する前には、
実績の変動費や固定費を明確にして、限界利益率を計算し、損益分岐点売上高を
算出しておくことは、必ず必要な準備作業です。
ちなみに、売上、費用、利益の関係を分析することが、CVP分析ですが、
CVP分析の最も重要な目的は、損益分岐点を計算することではなく、
利益計画を作成する際の、売上高をどのような数値にすべきかの、
参考データとする為といえます。
そして、短期利益計画は、バランスシートの計画やキュッシュフローの計画の
ベースになる計画なので、運転資金計画も、短期利益計画の影響を受けることになります。
尚、短期利益計画は、長期利益計画の初年度の計画なので、長期利益計画で策定された、
売上高や純利益の目標に基づき、詳細な、短期利益計画の構成要素である各計画を策定
することになります。