No825・・・浮動株主
浮動株主とは、企業の短期的業績や日々の株価の変動などの
目先の動きに反応して、短期的視点で株式を保有する株主のことであり、
浮動株主の代表例がヘッジファンドや個人投資家で、浮動株主の反対の
用語が安定株主です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この浮動株主が多ければ、経営が不安定になったり、敵対的買収を
しかけられる可能性も増すことになりますので、経営を安定化させる為には、
安定株主のみで、発行済み株式の過半数を所有することが必要です。
ちなみに、敵対的買収とは、買収対象企業の経営陣の同意を得ず、
TOB(株式公開買付け)等により市場内外より、株式を買い集めて
企業買収することです。
また、近年は、持ち合い解消によって、取引先金融機関や取引先企業などの
持ち株比率が低下して、浮動株主が増加している企業が増えています。
尚、浮動株主が多いデメリットとしては、経営が不安定になることで、
浮動株主が多いメリットとしては、株式市場での流動性が高く、
売買注文が多少増えても、株価が乱高下しにくいことです。