No911・・・連邦準備制度
連邦準備制度とは、米連邦準備制度理事会を頂点とし全米12地区にある連邦準備銀行を含む
米国の中央銀行制度のことで、連邦準備制度は、1913年の連邦準備法に基づいて制定されており、
連邦準備制度は、JPモルガン、ポールウォーバーグ、ジョンロックフェラーなどが推進して成立しました。
この連邦準備制度の英語表記は、Federal reserve systemでFRSとも略され、
一般的に、 FederalのFedからフェッドとも呼ばれています。
また、連邦準備制度の米連邦準備制度理事会とは、米国の中央銀行に当たる機関のことで、
米連邦準備制度理事会は、1913年に創立され、全米１２地区にある米連邦準備銀行を統括しており、
米連邦準備制度理事会の理事は7人・任期は１４年となっています。
そして、米連邦準備制度理事会は、一般的には、連邦準備銀行（Federal Reserve Banks）
と共にFRBと呼ばれており、連邦準備銀行は、監査法人などの外部監査を受けていません。
ちなみに、FRBは、Federal Reserve Banksの頭文字を取ってこのように呼ばれています。
また、米連邦準備制度理事会自体は株式を発行しているわけでなく、各連邦準備銀行が株式を発行していますが、
米国政府は各連邦準備銀行の株式を１株も所有していません。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
そして、米連邦準備制度理事会に最も影響力があるのがニューヨーク連邦準備銀行といわれており、
連邦準備銀行の株主は、連邦準備銀行の9人の理事のうち6人を選定することができます。
ちなみに、全米１２地区にある連邦準備銀行の一覧は下記の通りです。
連邦準備銀行の一覧
第1地区 ボストン連邦準備銀行
第2地区 ニューヨーク連邦準備銀行
第3地区 フィラデルフィア連邦準備銀行
第4地区 クリーブランド連邦準備銀行
第5地区 リッチモンド連邦準備銀行
第6地区 アトランタ連邦準備銀行
第7地区 シカゴ連邦準備銀行
第8地区 セントルイス連邦準備銀行
第9地区 ミネアポリス連邦準備銀行
第10地区 カンザスシティ連邦準備銀行
第11地区 ダラス連邦準備銀行
第12地区 サンフランシスコ連邦準備銀行
連邦準備制度に関連する用語
※米連邦公開市場委員会、FOMC