No2110・・・アルミサッシ
アルミサッシとは、窓にガラスなどの透明な素材を組み込む為に窓枠に設置する
アルミニウム製のサッシ建材のことです。
このアルミサッシは、気密性や耐久性も優れているのですが、アルミサッシは、
熱伝導率が高いので断熱性が悪く、寒い冬の時期にアルミサッシの表面を触ると
非常に冷たくなっているので、そのアルミサッシの特徴が結露の原因となってしまい、
その点が、アルミサッシの問題点ともいえるところです。
また、アルミサッシは、結露の問題を考えると、使用することを躊躇してしまいますが、
結露の観点からだけ考えると、木製サッシが最も結露に強く、次が、樹脂サッシで、
最後にアルミサッシとなっています。
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これまでは、住宅で使用されるサッシの大半が、アルミサッシが使用される時代が続きましたが、
最近は、省エネルギー法が厳しくなって、サッシの素材についても断熱性の基準をクリアしていることが
求められるようになっているので、今後は、日本においても、アルミサッシから樹脂サッシへの流れが
加速していくといわれています。
また、アルミサッシの原料であるアルミニウムを精錬するためには電気を膨大に使用する必要があり、
アルミニウムは、省エネルギー法に相反するような素材でもあるので、アルミサッシだけではなくて、
アルミニウムを使用した製品が今後はゆるやかに減少していく可能性があるでしょう。
尚、アルミサッシ以外のサッシに関する用語としては、断熱サッシ、スチールサッシ、
樹脂サッシ、木製サッシ、複合サッシ、Q値、熱損失係数、ハイサッシ、二重サッシ、コーナーサッシ、
全開口サッシ、折戸サッシなどがあります。