No819・・・第三者割当
第三者割当とは、既存の株主であるかどうかに関係なく、
特定の第三者に新株引受権を与えて、資金を振り込んでもらい、
新しい株式を発行し資本金を増やす資金調達のことで、第三者割当は、
有償増資の方法の1つです。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この第三者割当は、特定の第三者だけに、増資を引き受けて貰いたい場合に
適した方法であり、第三者割当の流れとしては、最初に、特定の第三者に
新株予約権を無償で割り当てて、次に、特定の第三者に資金を振り込んでもらい、
最後に、新株式を発行することになります。
ちなみに、有償増資には、株主割当、第三者割当、公募増資などの方法があります。
尚、増資をすると問題になるのが希薄化であり、希薄化とは、企業が新株の発行を
することにより発行済株式総数が増加して、1株当たりの価値が低下することです。
希薄化により、一時的に既存株主の利益は損なわれる可能性もあり、一般的には
企業が新株の発行をして、大幅に希薄化する場合は、株式市場では嫌気される
傾向があります。