No817・・・有償増資
有償増資とは、投資家から資金の払い込みを得て、
新しい株式を発行し資本金を増やす資金調達のことであり、
有償増資は、エクイティファイナンスともいわれ、有償増資には、
株主割当、第三者割当、公募増資などの方法があります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この有償増資を実行すると、企業のバランスシートの自己資本は
増加をしますが、発行済株式数も増加し希薄化をまねく為、
有償増資を実行する時の自社の株価次第では、既存株主にとっては、
大きなマイナス要因になりかねません。
また、有償増資を実行する時は、基本的に自社の株価が高い評価の時に
実行すべきで、自社の株価が高い評価の時に有償増資を実行すれば、
資金調達額も多くなり、希薄化も最小限にすることが出来ます。
尚、増資をすると問題になるのが希薄化であり、希薄化とは、企業が新株の発行を
することにより発行済株式総数が増加して、1株当たりの価値が低下することで、
希薄化により、一時的に既存株主の利益は損なわれる可能性もあり、一般的には
企業が新株の発行をして、大幅に希薄化する場合は、株式市場では嫌気される
傾向があります。