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EUの問題は世界主要国の問題

EUの問題は世界主要国の問題<ちょっと気になる四方山話経営財務情報








No139・・・EUの問題は世界主要国の問題


最近は、EUの経済問題をニュースで見ない時はないくらい、

EUの問題が話題になっています。


しかし、EUの問題は、大局的に見ると、世界主要国共通の問題ともいえます。






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その理由は、世界主要国は、これまで、金融危機の対策、経済対策、社会インフラ整備、

などの巨額の財政出動をする為に、国債を乱発してきましたが、そのことが原因で、

返済することが不可能なレベルまで、国の借金を増やしてしまいました。


普通の企業なら、返済能力を超えた資金調達は不可能ですが、

国には、実質的な通貨発行権があるので、借金の返済能力を超えた

資金調達をすることができています。


しかし、いくら実質的な通貨発行権があっても、国が発行する紙幣は、

信用という、何の担保もない、幻想のようなもので成り立っているので、

その信用に陰りが見えてきたら、国が発行する紙幣は、何時でも、

紙切れになる可能性があるわけです。


このような借金まみれの世界の主要国が、現在の自国の借金の問題を

解決する手段としては、インフレを起こして、借金を目減りさせるか、

新通貨を発行するなどして、借金をチャラにするしかないはずです。


しかし、資本主義が崩壊するような事態にでもならない限り、新通貨を発行して

借金をチャラにするよりは、ハイパーインフレを起こして、借金を目減りさせる方が、

人々の国への不満が緩和されるでしょうから、世界の主要国が取る最終手段としては、

インフレを利用して借金を目減りさせる政策を取る確率の方が高いのではないかと考えています。








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