No111・・・低価格競争の行き着く先
最近は、給料減少やボーナスの大幅削減に伴う個人の購買力の
低下により、外食産業や衣料品業界でも一部の低価格の専門店
が売上を伸ばしています。
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しかし、それらの業界全体の規模は縮小しており、個人がこれまで
より、外食をする際や衣料品を購入する際のランクを落としている
ことにより、低価格の外食チェーンや衣料チェーンの売上が堅調に
なっていますが、おそらく、そのような傾向も長くは続かないでしょう。
最も低価格な外食チェーンや衣料チェーンが堅調であることは、次に
消費者が取れる行動は、消費を控えるしか選択肢がなくなります。
現実に、企業業績の回復の遅れは、個人の収入が更に減少することにも
なりかねず、現状よりも更に収入が減った場合は、外食はもってのほかで、
衣料品についても着る物があれば、あえて新たに購入しようとする人は、
当然大幅に減少してくるはずです。
この先、景気が更に悪化するシグナルになりそうなことは、現在、好調の
低価格の外食チェーンや衣料チェーンの売上が鈍化したり、減少に向かう時が
更なる景気悪化のシグナルの1つになりうるでしょう。