No1369・・・預金封鎖
預金封鎖とは、国がある一定期の期間、銀行等の金融機関から預金の引き出しをできなく
することで、第二次世界大戦直後の新円切換では、金融緊急措置令が
発表されて、預金封鎖と新円切替が同時に行われました。
この預金封鎖は、現在の世の中では実行は難しいといわれることが多く、
その主な理由としては、国民が許すわけがないということと、経済が大混乱することが
一般的な理由として語られています。
ちなみに、その時の経済環境によって、預金封鎖が必要であると日本政府が認識した場合は、
国民感情を度外視してでも、預金封鎖を実行するでしょうから、預金封鎖などするはずが無い等と、
決めつけるべきではないでしょう。
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また、現在の日本はデフレの状況ではありますが、預金封鎖が行われる時は、
為替が円高から急激な円安に転換して、想像ができないインフレが発生する可能性が高いでしょうから、
預金封鎖が行われる数ヶ月間で、預金の価値が、著しく低下することだけは間違いないでしょう。
尚、預金封鎖が実行される時は、一種の徳政令である新円切替が同時に行われることになると思いますが、
この新円切換が、激しいインフレ対策や国の巨額債務削減の為に行なわれる場合は、新円切換の実施方法としては、
新旧通貨の交換比率を大きくすることがまず考えられ、その例としては、旧い通貨1万円で新しい通貨に
交換しようとすると1千円にしか交換できないようにすることです。
預金封鎖に関連する用語
※国債、債券