No1351・・・徳政令
徳政令とは、借りたお金を、返済する必要がないという決まりを定めることにより、
借金を帳消しにしてしまうことであり、日本で最初の徳政令は、鎌倉時代に、
借金に苦しむ御家人の救済目的で幕府が出した債権放棄を命令した法律が定められた時です。
※全産業財務指標データ
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この徳政令は、日本の膨大な国債発行残高について語られる際に、頻繁に話題になっていますが、
現在の、日本の膨大な国債発行残高は、返済不能であるといわれているので、
日本政府が、日本の国債について、徳政令をだす可能性があるのではないかと
記事になることが多いようです。
もし、日本政府が、日本の国債について、徳政令をだすことがあれば、
徳政令をだすと同時に、預金封鎖をして、新円切換も行うでしょうから、
その時に、資産の大部分を現金や預金で持っていた場合は、資産が一瞬にして
無くなってしまう可能性もありますので、現在の様に、日本の財政が極めて深刻な状態の時は、
資産の大半を現金や預金で持つことは、安全なことではなく、むしろ、非常にリスクの高いことであると
認識する必要があるでしょう。
尚、現在の世の中で、徳政令など有り得ないと思われている方は、それはあまりにも硬直した
考えであり、徳政令は、日本政府が法律を制定するだけでできることなので、
徳政令は絶対にないという考えは持つべきではないでしょう。