No2304・・・棟換気
棟換気とは、熱気がこもりやすい小屋裏を自然換気する為に、軒下に設けた換気口（給気口）から
外気を取り入れて、屋根の棟に設置した換気口（排気口）から、小屋裏の空間の中にこもっている
熱気や湿気を排出する換気システムのことです。
この棟換気は、基本的に、どのような形状の屋根にも施工をすることが可能なので、
棟換気は、一般的な小屋裏換気システムといえます。
この棟換気の読み方は、「むねかんき」と読みます。
棟換気は、軒下に設けた換気口（給気口）から外気を取り入れるので、
軒裏換気(軒下換気・軒天換気)を併用した換気システムといえます。
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ちなみに、建築基準法では小屋裏換気の規定はありませんが、棟換気に関する住宅性能表示制度の
小屋裏換気の基準では、天井面積に対して900分の1以上の給気口と天井面積に対して1500分の1以上の
排気口を設ける必要があります。
また、軒裏換気口には、熱を感知すると自動で換気口をふさぐ設備である防火ダンパーを
設置することが一般的です。
尚、棟換気以外の小屋裏に関する用語は下記の通りです。
小屋根に関する用語
・小屋裏換気
・妻換気
・軒裏換気
・軒下換気
・軒天換気
・妻面
・妻側
・軒下
・軒裏
・軒天