No2305・・・妻換気
妻換気とは、熱気がこもりやすい小屋裏を自然換気する為に、切妻屋根や入母屋屋根などの
屋根を採用している場合に屋根と外壁が接している部分が三角形になっている部分である
妻面(妻側)に換気口を取り付けた換気システムのことです。
この妻換気は、切妻屋根や入母屋屋根などの形状をした屋根の場合に適した小屋裏換気方法です。
この妻換気の読み方は、「つまかんき」と読みます。
また、妻換気は、この換気方法単独で用いられたり、軒裏換気(軒下換気・軒天換気)と
併用したりする場合もあります。
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ちなみに、建築基準法では小屋裏換気の規定はありませんが、妻換気に関する住宅性能表示制度の
小屋裏換気の基準では、天井面積に対して300分の1以上の換気口を2ヶ所以上設ける必要があり、
軒裏換気と併用している場合は、軒下(軒裏・軒天)に900分の1以上の給気口を
設け妻面にも900分の1以上の排気口を設けて両者を90センチ以上離しておく必要があります。
尚、妻換気以外の小屋裏に関する用語は下記の通りです。
小屋根に関する用語
・小屋裏換気
・棟換気
・軒裏換気
・軒下換気
・軒天換気
・妻面
・妻側
・軒下
・軒裏
・軒天