No144・・・アウトソーシングとルーチン業務
最近は、管理系のデスクワークの代表的な仕事である、経理関係の業務や総務関係の
業務までアウトソーシングされることは珍しくない状況です。
そのような状況の中で、アウトソーシングを引き受ける側である、経理関係のアウトソーシング会社や
総務関係のアウトソーシング会社の競争も激しさを増しています。
その一例として、アウトソーシングを引き受ける側は、業界内の低価格競争に打ち勝つために、
人件費の安い中国などに業務を移管して、日本の高い人件費では考えられない低価格を実現して
低価格競争が更に激しさを増しています。
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このような状況は、事務所でのパソコンを用いたルーチン業務に近い業務であれば、
どんな業務でも、人件費の安い中国等に移すことができることを意味しており、
日本にいる大半のデスクワーカーが仕事を失う危険性があることを暗に示しています。
ちなみに、中国の一流大学を卒業したエリートですら、日本人と比べると遥かに安い給料で
雇用することができます。
また、日本人が仕事を失わないまでも、何時でも、事務所でのパソコンを用いたルーチン業務に近い
業務であれば、人件費の安い国に移すことができるということは、ルーチン業務に近い業務の給料が
現在よりも更に安くなることは避けることができないことは間違いないでしょう。
このように、企業は、激しい企業間競争の中で生き残る為に、極限までコストを切り詰めようと
していますので、そのような企業の方針だけを見ても、これから先に、ルーチン業務に近い業務の給料が
上がることは考えられないでしょう。
※会計事務所の仕事
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※資格神話の崩壊