No24・・・投資や事業で成功するためには何が必要か
不況になると、ほとんどの企業は横並びで、社員の採用や設備投資計画を
削減又は凍結する。
そして、好景気になるとまたしてもほとんどの企業は横並びで、社員を
大量に採用し、設備投資も余計に実施する。
当り前ですが、人と同じ行動をとって成功できるほど、世の中甘いもの
ではありません。
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しかし、世の中にはこんな人もいます。
現在の不況の時期に、日本電産の永守社長は、不況は大歓迎と公言し、
不況の時には良い社員をどんどん採用し、信じられないような株価まで
叩き売られた再生可能な優良企業を安く買うチャンスと、サラリーマン経営者とは
全く違う考えで、その考えを実行しています。
世の中の大半の企業の経営者と日本電産の永守社長のどちらが経営者として
有能かは言うまでもないでしょう。
しかし、日本電産の永守社長のような考え方は、特別な事ではなく、
いたって合理的です。
要は、そのようなタイミングでチャンスを掴み取る事が出来る態勢が
整っているかが非常に重要です。
そのような態勢とは、投資では資金の余力があるかであり、会社経営では
バランスシートが健全であれば、他の投資家や企業が尻込みしている時に、
良い投資案件や良い人材を確保してしまえるのです。
投資や事業で成功するには、引くべきところは引き、待つべきところは待ち、
攻めるべきところは攻める姿勢が大事で且つ、現状がどんな局面であるかを
見極める力が必要なのでしょう。