No42・・・テクニカル分析は有効なのか?
まずはじめに、私がさっと思い出すテクニカル指標は、
ローソク足
移動平均
ボリンジャーバンド
パラボリック
エンベロープ
移動平均乖離率
一目均衡表
ポイント&フィギュア
RSI
ストキャスティックス
サイコロジカルライン
MACD
以上のものがありますが、
テクニカル分析とは過去の価格・出来高・時間の変化から
将来の価格変動を予測分析しようとするもので、通常、分析した結果を
チャートで表現したり、分析した数値を指数化して結果として
示すのが一般的です。
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そして、テクニカル分析の世界では、次の3つの有名な前提があります。
1.市場の動きは全てを織り込む。
2.価格の動きはトレンドを形成する
3.歴史は繰り返す
次に、私のテクニカル分析に対するスタンスは、テクニカル分析は、
人間の心理・行動パターンを考えると、相場に参加する上で無視することが
できないので利用せざるおえないと思っています。
そこで、テクニカル分析と人間の心理・行動パターンの関係ですが、
例えば、25日移動平均線で株価が頭打ちになったり、逆に25日移動平均線
で株価が底打ちしたりすることがありますが、それは何故でしょうか。
私は単純にこう考えています。
株価が25日移動平均線で上昇や下落が止まりやすいのは、相場参加者が
25日移動平均線を意識してトレードしていることが多いだけなのです。
当然、他のテクニカル指標にも同様のことがいえます。
だから、相場参加者がよく利用しているテクニカル指標はチェックする
必要があるのだと思います。
少し極端な例えですが、私が1日で10兆円お金を動かせるとしましょう。
次に、私が何らかのテクニカル指標を基に投資を実行しているとしたら
、私以外の相場参加者は私がどんなテクニカル指標で投資をしているか
必ず知りたがるはずです。
理由は、私が25日移動平均線を基準に投資を実行していたら、25日移動平均線で
株価の動きは必ず止まります。
現在の日本の株式市場の1日の売買代金は約2兆円前後ですから、私が1日で
10兆円を日本の全上場銘柄に資金を注ぎ込めば、株価の動きは私の思うがままです。
ということは、どのテクニカル分析が有効かを議論するよりは、
相場参加者の中で相場に影響力を持っている相場参加者がどんなテクニカル
手法で相場に参加しトレードをしているのかを知る事の方が余程重要で、
もしある程度把握することが出来れば、俗に言う、株価の動きを予測する
ことも出来るのでしょう。